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法人化(法人成り)後に作る銀行口座はメリットが多い信用金庫がおススメ!

    
信金中央金庫
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法人化(法人成り)後に作る銀行口座はメリットが多い信用金庫がおススメ!

法人化(法人成り)したら信用金庫に口座を作りましょう!

先日、クライアントの社長と話をしていたら信用金庫が至れり尽くせりで非常に便利だと言ってました。

信金はコンビニでATM利用もできますよ。

初めのうちは信用金庫が何かと便利でいいですよ!
信用金庫はメリットも多いです。

 

 

銀行口座を作るならまずは信用金庫

 

法人化(法人成り)したら会社名義の銀行口座が必要です。
初めて口座を作るならまずは信用金庫を検討してみましょう。

 

取引先との関係もあるでしょうが、できるなら信用金庫がいいです。

地域に根ざしている分、サービスが違います。
至れり尽くせりですよ!

 

聞いたことの無いところでもいい

信用金庫は名前を聞いたことの無いところでも大丈夫です。
むしろ、聞いたことないような信用金庫の方がいいですよ。

私自身も自宅近くの信用金庫に口座を作っていますが、正直いって実際に口座を作ろうと思って調べるまでは聞いたことも無かったところです。
まだ作成したばかりでやり取りもそんなにありませんが、メガバンクにはない関係が築けそうです。

信用金庫は地域密着、というのは本当でいろいろと情報を教えてくれます。聞いたことの無いような信用金庫ほどその傾向が強いように感じます。

 

信用金庫はコンビニでATMが使えますよ

セブンイレブンなどでATM利用もできますから便利です。
手数料がかかりますが、どこにでもあるコンビニで使えるのは心強い!

信用金庫は至れり尽くせり

先日、社長と話をしていたら信用金庫が至れり尽くせりで
非常に良いと言っていました。

  • 自宅まで定期的に来てくれる
  • お金を渡せば振込を勝手にやってくれる
  • 電話すればすぐにくる
  • 日本政策金融公庫の借入申込書類の記入を教えてくれた

などなど。

特に最近は融資の申し込み書類などもすべて作成してくれるとのこと。

実際、この社長は先月に日本政策金融公庫から借入をしたのですが、
そのときの申込書類はすべて信用金庫の方で用意してくれたそうです。
社長は面談に行っただけ。
それで融資が満額実行されました。(業績が良かったこともあります)

信用金庫の担当者が直接日本政策金融公庫と連絡を取ってくれたりもしたそうです。

こんなことまでしてくれる信用金庫はすごいですね。

 

信用金庫に出資するメリット

信用金庫に口座を作成すると、出資を求められます。
大体1万円くらいが多いですね。

出資をすることによるメリットがいくつかあります。

  • 低金利で借入ができる
  • 配当金がもらえる
  • 振込手数料が安くなる

低金利で借入ができる

通常よりも低金利で借入ができます。
借入をする際には出資を求められますから、将来のために出資しておいてもいいでしょう。

車のローンなんかも安くなりますよ。

配当金がもらえる

1万円出資で400円とかですが、普通預金の金利よりはお得です。
普通預金に預けておくよりはいいでしょう。
ただ、信用金庫が赤字だと配当金はもらえません。

振込手数料が安くなる

その社長が使っている信用金庫だと出資することで振込手数料が216円安くなります。
振込手数料って本当にもったいないですからね、意外と件数も多いので年間にするとバカにならない金額になります。これが安くなるのは大きいですね。

出資を求められたらとりあえず1万円だけでもしておいて損はないでしょう。

 

メガバンクは口座作成を断られる場合も

取引上、メガバンクが必要という会社もあるでしょう。
ただメガバンクは出来たばかりの会社だと口座を作るのが難しいケースもあります。

実際に新規設立した会社が三菱東京UFJ銀行に口座申し込みをしました。
が、結果はダメ。
ダメな理由とかって教えてくれないんですよね。。。

三菱東京UFJ銀行には2社申し込みをして2社ともダメでした。。。
理由は開示してくれないのでわかりません。特に三菱東京UFJ銀行は厳しいようですね。
振り込み詐欺などの影響が大きいのでしょう。

と思っていたら、、、つい最近法人を設立した方がすんなりと三菱東京UFJで口座を作っていました。特に何の問題もなかったと言ってました。

基準がはっきりとわからないですね・・・。

銀行口座開設を断られる理由

ケースバイケースなので何とも言えないのですが、一般的に次のような場合だと断られることが多いです。

  • 資本金が少なすぎる
  • 会社の目的や事業内容
  • 事務所の実態がない

このような場合だと銀行口座の開設を断られることもあります。

資本金が少ない

今は資本金はいくらであっても会社の設立が可能です。
1円だっていいわけです。
ですが、よくよく考えていただきたいのですが1円では会社はやっていけませんよね。

銀行もあまりにも資本金が少ないと本当にやっていけるのか心配になるわけです。

では、いくらならいいのか?が問題となるわけですが、これは難しいですね。。
はっきりといくらという基準はありません。
本当に一般的な話ですが、以前は有限会社が300万円で設立できたので300万円あれば問題はないでしょう。

事業によってはもっと少なくても大丈夫なケースもあります。

会社の目的がわからない

銀行は詐欺などにすごく敏感になっています。
基本的に銀行口座を作らせないのは悪用させないためです。
詐欺とか犯罪に使われそう、と思われてしまうと口座を作ってもらえません。

会社の事業目的に「投資」と入っていた会社で断れたケースがあります。
出資を募ってそのお金で有望な会社に投資するような事業を考えていたのです。はっきりとはわかりませんが、未公開株の詐欺とかに結び付けて考えられた可能性もあります。

本当に健全な事業だったとしても、詐欺だと間違われてしまう可能性もあります。

事務所の実態がない

通常、法人の場合はオフィスを借りることが多いです。
オフィスの賃貸借契約書を見せろ、と言われることもあります。
今はやりのバーチャルオフィスとか固定電話がない、というケースだと口座を作れない可能性が高くなります。

 

新規設立した法人だとメガバンクでは相手にしてもらえないことがあります。
まずは信用金庫などから攻めましょう!

ネットバンクもいいけれど

ネットバンクも非常に便利ですよね。
最近ではお客さまも楽天銀行を使っている会社が増えてきました。
振込手数料なんかも安いですしね。

ゆうちょ銀行も便利です。
ネットバンクの利用料もかかりませんしね。

でも、信用金庫の口座も1つは作っておきましょう。
困ったときときに相談しやすいですから。
地域に根差している分、親身に相談にのってくれますよ。

便利さでは他の銀行に及ばない部分もあるでしょうが、
いざというときに相談できるという心強さがあります。

 

まとめ

設立間もない会社でなくても信用金庫には口座を持っておいて損はありません。
メガバンクにこだわっているのは損です。

出資することでメリットもありますから、信用金庫の活用を考えてみましょう!

特に起業する際の借入などは信用金庫が力になってくれますよ。

自宅もしくは事務所近くの信用金庫に相談してみましょう。
知らないようなところでも大丈夫ですよ!

法人化(法人成り)したら信用金庫です!

 

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税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】

税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】

個人事業主の税務調査に特化しています。14年間税理士業界を経験して独立開業。従業員を雇わず税理士である自分自身がすべて担当しています。難しい専門用語を使わないことを心がけています。子育てに力を入れているイクメン税理士。

この記事を書いている人 - WRITER -

個人事業主の税務調査の対応に力を入れている税理士です。税務調査の相談・立ち会いをしています。11歳と8歳の2児の父で子育てに力を入れています。(両方とも男の子) ⇒ 詳しいプロフィールはこちら ⇒ 税務調査の本を2冊出版しています。 ※記事の内容は執筆時点の情報にもとづいています。

税理士 内田敦

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