【個人の税務調査立ち会い】売上と外注費だけはこの場で確認させてください
個人の税務調査では税務署に資料を預けることが多いです。
資料を預けて後で質問事項をまとめたところで連絡があります。
ですが、売上と外注費だけはその場で確認されることが多いです。
資料を預ける
個人の税務調査では資料を預けることも多いです。
10時頃から始まって最初は事業内容の聞き取りが行われます。
ある程度、仕事内容の聞き取りが終わったところで資料の確認にうつります。
どんな資料が残っているのか、何を見れば売上金額の確認ができるのか、何を見れば経費がわかるのか、などを調べます。
大抵はこのあたりでお昼くらいの時間になります。
そのままお昼休憩になることもありますし、資料を預けてお昼で終わることもあります。
最近は資料を預かっていってお昼で終わることが多い印象です。
資料を預けることはよくあることです。
何を見れば正確な金額がわかるか?
確定申告の間違いがあれば指摘をされるわけですが、調査当日にその場で間違いを指摘されることは稀です。
正確な金額を調べるのにどうしても時間がかかるからです。
調査当日に確認されるのは「どうすれば正確な金額がわかるか」です。
どの資料を確認すれば正確な売上金額がわかるのか?
どれを見れば経費がわかるのか?
何を見ればいいのか?を確認されます。
「これを見れば売上金額がわかる」と判断できたところで資料を預かっていくわけです。
預かっていって細かいところの質問は後日になるのです。
売上金額と外注費
細かいところは後日に確認となるのですが、売上金額と外注費については調査当日にその場で確認されれることが多いです。
売上金額を確認される理由は、脱税があったら調査の方向性が変わるからです。
売上除外などがあると調査年分が7年分になる可能性が高くなりますし、重加算税の対象ともなります。
もし売上金額に大きな間違いがなければ早期終了の可能性があります。
売上金額に間違いがあるかどうかは非常に重要なため、その場で確認されることが多いのです。
もし売上除外があるとなると調査対象が7年分になる可能性が高いわけですから、税務署側も預かっていく資料が増えるわけです。
外注費の確認
売上金額と同様にその場で確認されることが多いのは外注費です。
税務調査では正しい申告をしているかどうかの確認が行われるわけですが、同時に情報収集もしているのです。
こちらが外注費としていれば相手は売上となっているはずです。
相手がしっかりと確定申告をしているかどうかを調べるわけです。もし確定申告をしていなければ無申告の可能性が高いので調査対象となります。
実際にお昼で終わった税務調査のときにも「外注費だけはこの場で確認させてください」と言われたことがあります。
資料を預けて預り証も作成した後に調査官が上司に報告の連絡をしたところ、外注費だけは調べてこいと指示を受けたのです。
外注費の
- 相手方の氏名
- 連絡先
- 住所
これらを確認されました。
わかる範囲での回答で問題ありません。
領収書や請求書があればそれですべて確認できるでしょうから大丈夫です。
数年前の取引であれば連絡先が分からないケースもありますので、その場で回答できなかったとしても不利になることはありません。
その際は後で調べて連絡をすれば大丈夫です。
ただ、調査当日のその場で確認されることがありますから準備をしておいた方が無難です。
売上金額と外注費については重点的にチェックされますからしっかりと準備をしておきましょう。
特に外注費は現金払いしているようなときには注意が必要です。
建設業などで「知り合いの知り合い」「1回した会ったことがない」「連絡先もわからない」といったケースもあります。
領収書があればいいのですが、何も残っていないと経費として認められない可能性が高いです。
本当に支払をしているのに経費として認められないと影響が大きいですから、しっかりと対策をしておきましょう。
・請求書をもらって振込をするのであれば請求書を保存しておく。
・現金払いであれば領収書をちゃんと書いてもらって保存しておく。
これらが本当に大切です。
税務調査の立ち会いをしていて現金払いの外注費についてもしっかりと領収書が保存されていると比較的早期に終了しています。
税務調査の連絡が来てからですと時間もないので準備することは大変です。
日ごろからしっかりと用意をしておきましょう。
私も税務調査のご相談をお受けしております。
お困りの際は下記よりご相談ください。
税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】
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