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      2021/07/20

法人化(法人成り)して利益がでない会社の5つの特徴と黒字化に必要なこと

 
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個人事業主の税務調査の対応に力を入れている税理士です。税務調査の相談・立ち会いをしています。10歳と7歳の2児の父で子育てに力を入れているイクメン税理士です。(両方とも男の子)
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※記事の内容は執筆時点の情報にもとづいています。

税理士 内田敦

 

10年以上税理士業務に携わっていますが、利益のでない会社には特徴があります。

法人化(法人成り)しても思うように利益が出ない会社には特徴がありますよ。

 

一番の特徴は、社長が「絶対黒字にする!」と思っていないこと。

 

 

法人化して利益のでない会社の5つの特徴

 

10年以上税理士業務をやっていますが、

利益のでない会社にはいくつか特徴があります。

 

まとめてみました。

  1. 交際費が多い

  2. 社長が「絶対黒字にする」と思っていない

  3. 個人と法人の区分ができていない

  4. 試算表を作っていない、できるのが遅い

  5. 売上を上げることより借入を考えている

などなど。

あげればきりがありません。

 

一つずつ見ていきます。

 

1.交際費が多い

 

これはほとんどの会社にあてはまります。

赤字会社に限って異常に交際費が多い。

特に飲み代などが。

 

もちろん、取引をする上で必要な交際費はあるでしょうが、度を超えているケースが多いです。

 

税務上は800万円までという意識がある

 

現状の税制では、会社の交際費は800万円までは全額経費にできます。

社長の頭にもこれがインプットされていて、税金を払うくらいなら800万円まで使わないと損、と考えている人もいます。

 

800万円というのはあくまで税金上のことであって、使っていいという基準ではありません。

 

交際費は使わないと損、と考えてバンバン使う。

すると当然ながら利益はでません。

 

2.社長が「絶対黒字にする」と思っていない

 

これも非常に強く感じます。

 

いつも赤字の会社がありますが、決算の度に「今年も赤字だったね」と笑って話しているのです。私が真剣に話しすぎて和ませようとしているのかもしれませんが。

 

危機感が足りないんですよね。

 

中小企業の場合は、代表者=株主 というケースが多いです。
なので、赤字になろうがどうしようが文句を言われることも無いんです。経営責任、という意識がないんですよね。

 

3.個人と法人の区分ができていない

 

利益がでない会社は公私混同していることが多いですね。

 

個人的な支払いを会社の経費にしていたりします。

飲み代、ゴルフ代などが良い例です。

 

私的な支払いを会社の経費にしてしまうと、本当の業績がわからなくなってしまいます。

 

儲かっているはずなのに経費が多く赤字に見えてしまいます。
経営判断に困りますよね。

(こういう会社は経営判断も何もないようなケースも多いですが。)

 

4.試算表を作っていない、できるのが遅い

 

これもよくあります。

 

利益が出ない、とか言う前に、そもそも試算表を作っていない会社が多いのです。

作っていても極端に遅かったり。

 

通常であれば翌月には試算表が完成しています。

5月分であれば6月には出来るはずです。それができていないんです。

 

利益を出したいなら試算表はきっちり作らなければいけません。しかも速く。

遅くても翌月には作るようにしましょう。

 

5.売上を上げるより借入を考えている

 

社長と話していて感じるのは、どうやって利益をだそうか、よりもどうやって銀行から借りるか を考えているということ。

 

もちろんお金が一番大事なので、借入も重要です。

でも、お金を手に入れるのに借入のことしか考えていない社長が多いのです。

 

お金を生み出すのは利益、ということを忘れているわけではないでしょうが手っ取り早くお金が手に入る借入しか考えていないんですね。

 

借入はあくまで借りたものです。

当然ながら利息をつけて返済しなければいけません。借りられるうちはいいですが。

 

利益のでる会社になるために必要な3つのこと

 

誰もが利益がでる会社に変えたいと思うはずです。

 

利益のでる会社になるために必要なのは3つです。

 

  1. 経費の管理

  2. お金の管理

  3. 社長の覚悟

この3つです。

 

1.経費の管理

 

利益をだす、ということは経費を使って売上を上げることが必要です。

そんなことわかっている、と言われそうですが本当に理解しているでしょうか?

 

経費には2種類あります。

 

  • かけるべき経費

  • 削るべき経費

 

この2つです。

 

顧客のためにかける経費、従業員のための経費、生産性を上げる経費。

これらは、かけるべき経費です。

 

削るべき経費は、基本的には固定費です。

家賃、駐車場、生命保険、など。

 

これらの経費の管理は必須です。

 

2.お金の管理

 

これは説明するまでもなく大切なことはわかりますね。

 

利益のでない会社がダメなのは当然ですが、利益がでないからといって会社が潰れるわけではありません。

赤字であってもお金があれば潰れないのです!

 

仮に100億円の現金があったら毎年1億円赤字でも潰れませんよね。

 

お金は何より大事なのです。

 

じゃあ、赤字でもいいじゃん。と考えるわけにはいきません。

お金を生むのは利益だからです。

 

利益がでないとお金は増えませんし、お金が増えていないと利益がでてるとは言えないでしょう。

 

お金の管理も大切です。

 

3.社長の覚悟

 

何より大切なのは、社長の覚悟です。

 

どんなに優秀な経理を雇って損益計算をしても、お金の管理をきっちりやっても社長がだらしないと利益はでません。

 

公私混同をやめるのは当然。

 

会社の数字にも興味を持つようにしないといけません。
今の利益がどれくらいか、お金はどれくらいあるか、は把握しましょう。

 

 

まとめ

 

中小企業は社長がすべてです。

 

社長が本気で利益をだそうと思わない限り、利益はでません。

利益を出したいなら社長の意識を変えましょう!

 

細かいことは二の次です。

 

何より社長の意識が大事!

 

 

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税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】

個人事業主の税務調査に特化しています。14年間税理士業界を経験して独立開業。従業員を雇わず税理士である自分自身がすべて担当しています。難しい専門用語を使わないことを心がけています。子育てに力を入れているイクメン税理士。
 

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