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      2021/07/15

税務調査の種類のまとめ。反面調査など税務調査は「来る」だけじゃない

 
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個人事業主の税務調査の対応に力を入れている税理士です。税務調査の相談・立ち会いをしています。10歳と7歳の2児の父で子育てに力を入れているイクメン税理士です。(両方とも男の子)
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⇒ 税務調査の本を2冊出版しています。
※記事の内容は執筆時点の情報にもとづいています。

税理士 内田敦

 

税務調査は税務署が来るものと思い込んでいませんか?

実は税務調査は税務署に呼び出される形もあります。

 

税務調査にはどのような形があるのか知っておきましょう!

 

 

税務調査の種類

 

経営者の方と話していると「税務調査はいつ来るの?」「そろそろ来てもおかしくないよね」と言われます。みなさん税務調査は来るものだと思い込んでいるのです。

 

実は税務調査は来るものだけではありません。

こちらから税務署に呼び出される形もあります。

 

 

税務調査には次のような種類があります。

  • 呼出調査

  • 実地調査

  • 現況調査

  • 反面調査

  • 銀行調査

これだけの種類があります。

 

呼出調査

 

呼出調査はその名の通り税務署に呼び出されるものです。
税務署から電話や手紙などの文書で税務署への来署を指示されます。

【過去3年分の書類を持って○月○日に税務署に来てください】と通知されます。

 

通常は1日だけです。

資料を持って税務署に行くのでそこまで詳しく調べられることはありません。

税務署が来る「実地調査」に比べたらまだ軽い調査です。

 

ここで税務署側の質問や疑問にちゃんと回答できれば問題ありません。

もし、疑問点や解決できないようなものがあると税務署が来る「実地調査」が行われる可能性もあります。

 

実地調査

 

一般的な「税務調査」はこの実地調査のことを言います。
税務署側が来る調査です。

呼出調査とは違って通常は2•3日間かかるケースが多いです。
本格的に調べようと思ったときに実地調査が行われます。

 

ただ、実地調査は通常の税務調査なので何か脱税の証拠などを掴んでいるわけではありません。(稀に掴んでいることもありますが・・)

 

基本的に会社などの事務所で行われ、場合によっては複数人で来ることもあります。

事前にいつ調査に行くかの事前通知があり、それから調査となります。

 

参考→ 税務調査の実際の流れと聞かれたこと

 

税務調査は税務署長の名前で行われますが、実際に調査に来るのは税務署の職員です。

税務署長が来ることはありません。

 

基本的には、書類をチェックされて疑問点などに答えていく形になります。

 

現況調査

 

呼出調査も実地調査も事前に連絡があります。

いつ来てください・いつ行きますと事前通知があるのですが、現況調査は事前通知がなく突然来ることがあります。抜きうち調査なんて言われることも。

 

現況調査はその名の通り現況を確認するものです。

現金の管理状況などを確認するのです。

 

よく聞くのは現金商売。

現金は銀行口座と違って後が残りませんので動きが把握しにくいのです。

帳簿では5万円の残高となっていたのに実際に調べたら100万円あったとか。

そうすると95万円はどこから来たのか?が問題となるのです。

売上を抜いて誤魔化しているとみられる可能性もあります。

 

現況調査は誤魔化せないように突然来ることが多いのです。

 

突然税務署が来たら

 

大切なのは慌てないことです。

まずは本当に税務署なのか身分証明書を確認。

そして顧問税理士がいるならすぐに連絡。

仕事の邪魔になるようだったら断固として断ることも大切です。

 

いきなりきても準備などできませんからダメなときははっきりとダメと言いましょう。

 

突然来る理由は、現金が帳簿と合っているかどうかを確認するためです。

現金商売の方は普段からキッチリとやっておけば何ら恐れることはありません。

 

反面調査

 

反面調査は聞いたことがある方もいるでしょう。

相手方を調べることを言います。

 

こちらが売上なら相手方は経費になっているはずですよね。

こちらが100万円の売上なら相手は100万円の経費になっているはずです。

お互いにちゃんと同じ金額となっているかどうかを確認するのが反面調査です。

 

私が50万円を経費にしているのに相手が30万円しか売上にしていなかったら、どちらかが間違っているか嘘をついていることになります。

 

この反面調査はよく行われます。

金額が大きい取引先、頻繁に出てくる相手先などを調べられるケースが多いです。

 

取引先への配慮

 

反面調査で問題となるのが取引先への配慮です。

 

もし、あなたの会社に税務署から「取引先のA社の件で」と連絡があったら如何でしょう?

なんとなくA社とは付き合いたくなくなりますよね。

何か問題があったのか、不正をしていたのかなど変に考えられてしまいます。

 

ただでさえこのように思われてしまいますので、下手な隠蔽工作などは絶対にしてはいけません。

 

相手先のことを思ってやったことが逆効果でつじつまが合わなくなることもありえます。

 

反面調査は100%不正をしていると判断されるわけではなく、取引の実態を確認するために行われるものです。

 

さりげなく相手先に反面調査があるかも、と伝えておく程度でいいでしょう。

 

 

銀行調査

 

税務署は銀行口座を調査する権利を持っています。

 

会社や個人名義の口座をすべて調査することができるのです。
仮に決算書に載せていない銀行があったりするとすぐにわかります。

売上を会社ではなく個人口座に入れて抜いてしまってもすぐにバレますよ!

 

こういったことを調べるために、税務署は社長の個人口座も調べることもあります。

 

会社から個人への資金移動が頻繁にあったりすると余計な疑いを持たれることもあります。

個人口座に説明できないような入金などがあるとそれを突っ込まれることもありえます。

 

税務署はその気になれば会社だけでなく個人の口座も調べることができますので、売上を抜いたり変な誤魔化しはすべて把握されてしまうのです。

 

 

まとめ

 

税務調査にはいくつかの種類があります。

 

税務署が来るだけが税務調査ではありません。

 

大切なのはいつ税務調査が来ても大丈夫なようにしておくこと。
やましいことがなければ税務調査を過度に恐れる必要はありません。

 

 

 

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税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】

個人事業主の税務調査に特化しています。14年間税理士業界を経験して独立開業。従業員を雇わず税理士である自分自身がすべて担当しています。難しい専門用語を使わないことを心がけています。子育てに力を入れているイクメン税理士。
 

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